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| TT:KK様
ご投稿ありがとうございます。
性欲減退がプロペシアのせいなのか他の原因があるのかを確認するためにまずは中断して様子を見るべきだと思います。 メーカーやテキストの記載ではプロペシアを中断するとその症状が改善されるとされています。 ただつい最近アメリカのインターネット上で例外的に事例もありえるという意見が話題となって国際毛髪外科学会はそのようなことは根拠のないことだと否定しております。 これは結構ホットな話題です。
毎年のように植えつける密度はアップしています。現在デンスパッキングは35株/平方センチメートルと定義されております。 多くのクリニックは1回の施術で満足すべき密度を達成すること(ワンパス)を追求しているわけですが必ずしも全例で成功するわけでもなく現在のところ『一度ないし二度でヘアの悩みが解消』という表現が適切だと思います。 理論的にはドナーの一番濃い場所の密度の50%(白人で50株/平方センチメートル、日本人で40株/平方センチメートル)以上でワンパスが可能なはずですが、日本人は皮膚が白く黒髪で直毛なので白人や黒人と比べてもどうしても地肌が見えやすく薄く感じやすいというハンディがあります。 また50%以上というのは200本/平方センチメートル以上の白人の実験であって密度の低い日本人でもそうだというデータはありません。 もっとも50%の植え付けが可能だとしても発毛率が100%という前提はとても高いハードルです。 ちなみに50%の場合風呂上がりや晴れた屋外ではまだ薄く感じるかもしれないこと、同じ結果でも年配の方は満足、若い方はも少し濃くして欲しいと感じるという傾向があると思います。
院長 今川
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